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● 毎日.jpより
石原老人が自動販売機とパチンコ屋を槍玉に挙げている。
千葉ではデイズニーランドが開園した。
この違いはなんだろう。
「ワカラナイ」から世界は面白いのかも。
でも、危険性はないのでしょうか。
大地震の前触れは確実に迫っていますが、デズニーランドではちゃんと、非難のシステムは作られているのでしょうか。
従業員の教育はなされているのでしょうか。
ここは段取りがいいので、マニュアル化されているとは思いますが。
『
時事.com 2011/04/15-10:27
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2011041500221&j4
東京ディズニーランドが再開=震災以来1カ月ぶり
東日本大震災以降、休園していた東京ディズニーランド(千葉県浦安市、TDL)が15日、約1カ月ぶりに営業を再開した。
再開を待ちわびていたカップルや家族連れが早朝からゲート前に列を作り、予定より5分早い7時55分にオープンすると、一斉に目当てのアトラクションへ駆け出したり、ミッキーマウスと記念撮影したりしていた。
この日はTDL開業28周年の記念日。
埼玉県三芳町の江口美穂さん(20)は、用意していたお祝いのメッセージカードをミッキーに手渡すと抱き合って再開を喜んでいた。
3歳の娘の誕生祝いで来園したという神奈川県平塚市の井上しのぶさん(35)は「本当は3月に来るはずだった。
この日をずっと待っていた」と笑顔を見せた。
ただ、当面の営業は午後6時まで。
隣接する東京ディズニーシーは休園したままで、施設を運営するオリエンタルランドの上西京一郎社長は記者団に「ゴールデンウイークを念頭に、できるだけ早く再開を目指したい」と語った
』
もし東京に住んでいたとして、大地の揺れがおさまってくれれない限り、私は怖くて行きません。
そして、地下鉄は便利でも浅い所を走っている銀座線や丸ノ内線なら乗ってもいいですが、最近の地下鉄は深いですから、やむ得ない事情がないかぎり敬遠するでしょう。
できるかぎり、空の見える位置にいたいと思います。
世の中には、コワイ物知らずというのはどこにでもいるもんです。
「自分だけは大丈夫」という信念なのでしょう。
原発20km圏に危険承知で入っていく人も多いですから。
16日にはまた地面が大きく揺れたよ。
新幹線が止まったよ。
これ大震災の余震ではなく、新しい地震だと気象庁は言っている。
いいのかな。
地面の揺れが収まっていないのにこんな冒険して。
一発勝負に出たのかな。
五分五分の運試しかもしれないが。
まあ、行く方もバカかもしれないが。
[◆ その後]
『
TBSニュース 2011/04/20
』
『
日経ビジネス 2011年4月22日(金)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20110421/219538/?P=2
我に返ったあとの消費の「適量」
東京ディズニーランドの再開を伝えるニュースは、なんだか奇妙だった。
テレビの中の人たちの伝え方が偏向していたわけではない。
むしろ、ニュースを受け止める私の側の感じ方に、微妙な変化が生じていたということなのだと思う。
ニュースデスクは、明るい話題に飢えている。
視聴者も同様だ。
震災後40日を経て、多くの国民は、復興につながる明るいニュースを希求している。
そんな中でもたらされたディズニーランド再開の話題は、うってつけのグッドニュースになるはずだった。
が、その、誰もが待っていたはずの福音は、いざ形になって届いてみると、スタジオの中に、なんだか白々しい感じの後味を残して通り過ぎて行った。
ミッキーマウスたちの軽妙なダンスを伝える取材VTRを眺めながら、私は、
「ミッキーよ。お前は神妙な顔ができないのか?」
と、お門違いである旨は承知しつつも、どうしてもそう思わずにいられなかったのである。
私が見た民放のニュースワイド番組は、一組の若夫婦にスポットを当てることで、ディズニーランド再開の一日をレポートしていた。
登場したのは、30代とおぼしき都内在住のカップル。
ともにディズニーが大好きで、震災があった日も東京ディズニーリゾートで落ち合う予定だったのだという。
カメラは、ランド再開当日に駆けつけた彼等の表情を追う。
「ミッキーぃー! 会いたかったぁあー」
と叫ぶ彼女の横顔をアップでおさえた後、カメラは引きの画面で、ミッキーとミニーが力いっぱいに手を振る様子を紹介する。
涙ぐむ妻。歓声をあげる子供たち。
感動的な絵柄だ。
が、私は、シラけていた。
いや、被災地に配慮してファンタジーは自粛すべきだとか、娯楽は後回しにしろだとか、そういう堅苦しいことを言おうとしているのではない。
でも、やっぱり、ダメなものはダメだ。
私はついていけなかった。
思うに、これは一時的な気分の問題ではない。
ああいう規模の災害に遭遇すると、
ものの見方の根本のところが変わってしまう。
少なくとも「娯楽」についてはそうだ。
震災の前と後とでは、こちらの心構えに微妙な違いが生まれている。
「パラダイムシフト」という言葉を使うのは、大げさかもしれない。
でも、震災の前までは他愛なく笑って受け止めていられた様々なものが、受容できなくなっている。
ということは、やはりこれは、気分の変動というよりは、
人生観の変容に近い何かが起こっている、ということなのだ。
たとえば、お笑い芸人のうちの幾人かは、私にとって、向こう2年ぐらいは顔を見たくない存在になってしまっている。
震災前から、特に歓迎して見ていたわけではないが、それでも、これほどまでにうとましく感じてはいなかった。そう思うと、この違いは大きい。
これから先、色々な分野でキャスティングが少しずつ変わってくる
かもしれない。
今回は、娯楽について書きたい。
ゴールデンウィークも近いことだし、行楽の予定をどうしたものか思案に暮れている人も多いと思うだからだ。
どのように過ごすにしても、この機会に、休日を楽しむことの意味について考えてみるのは無意味なことではないはずだ。
』
== 東日本大震災 ==
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